7/22/2007

タスマニアの食事とワイン - タスマニア旅行記part3




今回は、タスマニア旅行記第3弾です。
タスマニアは、言わずと知れた、シーフードの宝庫です。
帆立、牡蠣、ロブスターなどなど、新鮮でおいしい魚介類がお手ごろ価格でいろいろ楽しめます。
まずは、基本のオイスター(牡蠣)です。
冬だったので(オーストラリアはただいま冬です!)、身は小ぶりですが、味は凝縮されてて最高です。
日本では、牡蠣のシーズンは冬ですが、どうやらこちらでは夏のようです。
夏には巨大な岩牡蠣も楽しめるみたいで、誰に聞いても大ぶりでミルキーな夏の牡蠣は最高!ということでした。


でも、冬の牡蠣だって味は最高で、なかなか楽しめますよ。
殻付の生牡蠣を、天然の海水の塩気とレモン汁だけでいただくナチュラルオイスターは、
軽く1ダース(12個)はいけちゃいます。
ナチュラルオイスターにあわせたいワインは、やはり白ワインですね。
タスマニアは、様々な白ワインをつくっているので、どのワインをオイスターに合わせようか、
悩むところですが、私はシャルドネと合わせるのが好きです。
しかも、ニューワールドの典型的な、色はゴールデンカラー、味はしっかりとコクがあって、バタースコッチやカラメルのような香りがするタイプとあわせるのが大好きです。
さっぱりすっきりと、ソーヴィニオンブランや樽を使ってないアンオーク・シャルドネなどのほうが、
シーフードを食べるときは好きという方もいるかもしれませんが、
牡蠣のミルキーなコクと、シャルドネのバタースコッチなコクがなかなかイイ感じにマッチしますよ。
基本のナチュラルオイスターを楽しんだら、次はオイスター・キルパトリックです。
キルパトリックとは、小さなサイコロ状に刻んだベーコンとウスターソースをかけてオーブンで焼いたものです。
ナチュラルとはまた違ったおいしさが楽しめます。
個人的には、キルパトリックやその他グリルしてあるオイスターには、
白ワインだけでなく赤ワインも結構イケると思います。
シーフード=白ワインという固定概念を捨てて、いろいろと自分のおいしいと思う味を試してみてくださいね。
締めは、スモークド・フィッシュ・チャウダースープです。
その名の通り、軽く燻製した魚と野菜を、クリーム系のスープで煮込んだチャウダーです。
野菜の甘さと、魚のコクがあっさり系のクリームスープの中でマッチして、なかなかおいしかったです。
しかし、タスマニアのレストランは、どこに行っても薄味なのがちょっと残念…。
よく言えば、上品であっさりした味、悪く言えば、はっりきしない薄塩味という感じです。
まあ、テーブルにおいてある塩コショウで味を調えることは可能なので、あまり大きな問題ではないです。
タスマニアに長く住んでいた友人に聞いたところ、タスマニアの料理は、ピノノワールのような繊細なワインに合わせるため、天然の味を大切にした繊細な味に仕上げてあるとのこと。
まあ、そう言われてみれば、納得かな。。。
確かに、ピノノワールとケンカせず、いいハーモニーをかもし出してたかな。
ということは、私はまだ行ったことありませんが、フランスのピノノワールの産地、ブルゴーニュの料理も、薄味なのかな?などと考えてしまいました。
ブルゴーニュ料理をご存知の方、どなたか教えてください!

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