6/14/2008

SEX AND THE CITYとオーストラリアワイン

みなさーん、たいへんおひさしぶりです。
やっと仕事が決まりましたー!というブログを最後に、長らくお休みしておりましたが、大学院での授業も終わり、最後のテストとプロジェクトを残すのみとなりました。
まもなく二足のわらじ生活ともおさらばして、本格的にワイン業界への道を進み始めます。
さてさて、みなさまもご存知だと思いますが、先日アメリカでSEX AND THE CITYが封切りされました。アメリカ公開から1週間遅れて、オーストラリアでもついに公開になりましたー!
待ちに待っていたSEX AND THE CITY!!!公開初日に行きたーい!と思っていたものの、
課題とテストに追われ、結局封切りから1週間後にようやく見に行くことが出来ました。
テレビシリーズ終了から4年が経過し、30代のころとは違う40代(サマンサは50代だけど…)になったあの4人 が戻ってきました。
ストーリー展開的には、「うーん、ちょっと納得いかない…。」っていう部分も残りましたが、やはりあの4人の軽快なトークとファッションが女性にとって一番の楽しみですよね。
その観点からすると、ストーリー展開を除き、私はすごーく楽しんできました。
しかし、あのブラックジョーク満載のトークを日本語字幕にしたら、どのようになるのか興味あるなー。
さてさて、SEX AND THE CITYといえば、そう、コスモポリタンですよね!
ルビー色が綺麗なウォッカベースのカクテルです。
4人が集まれば決まって頼むものは「コスモポリタン」。このカクテルが世界中でヒットしたのを、覚えていますか?
そういえば、カクテル名などあまり詳しくない私は、SEX AND THE CITYに憧れて、ちょっと気取ってバーで注文しようとしたところ、間違って「メトロポリタンください。」って言って恥ずかしい思いをしたことを思い出しました(笑)。キャー、恥ずかしかった!
しかし、主人公キャリーのお付き合いしていた男性陣の中には、赤ワイン派の人もいました。
Mrビッグもその一人ですね。彼はバーボンのストレートか赤ワインをよく飲んでいました。
何の赤ワインを飲んでいたのかまでは話に出てきませんでしたが、Mrビッグのイメージだと、イタリア輸入ワインあたりを飲んでいたのではないかなー?などと思います。
あくまでも、これは私の推測に過ぎませんが…。
第6シーズンでキャリーがお付き合いしていたロシア人アーティスト、アレクサンドル・ペトロフスキー は、 フランスワイン専門でしたっけね。
まあ、パリに行っちゃったくらいですから、フランスワイン好きも納得ですが。
ああ、そういえば、仲良し4人で集まって、スパークリングワイン(シャンパン)を開けているシーンは、結構ありましたね。
でも、キャリーが赤ワインを注文するシーンって、ドラマの中で思い出せないんですよねー。
彼氏といっしょに飲んでいる姿は思い出せるけど、自分で頼んでいるシーンは思い出せない。。。
しかーし、今回の映画では、キャリーがレストランで赤ワインを注文しているシーンが出てくるんです。
あまり詳しくいうと、ストーリーがバレてしまうので、詳しくは書きませんが、
キャリーとミランダが食事をするシーンで、二人が注文するのはなんと「シラーズ」!
そうです、オーストラリアを代表する赤ワインシラーズです!!!
しかも、映画の中で使われていたのは、アデレード近郊の超有名なワイン産地、バロッサのワイナリーのものなんですよー。
キャー、オーストラリアワインが映画に出ていてる、しかも、SEX AND THE CITYに!
このシーンで、私は大興奮でしたが、このワインがオーストラリアの、しかもバロッサのワインだと分かった人が何人いたんだろう…。
まあ、相当のマニアでない限り、ワイナリー名まで把握できる人はいないのかもしれませんねー。
テーブルに置かれたワインは後ろ向きだったため、バックラベルについていたワイナリーのロゴから、
瞬時に「あ、Two Handsのワインだ!」と分かったのです。
さらに、ウェイトレスがワインボトルを持ってくるシーンで、フロントラベルが見えて、「あ、ガーデンシリーズだ!」とワインまで特定できたわけです。
Two Handsワイナリーの手がけるワインの中でも、「Garden(ガーデン)シリーズ」と呼ばれるちょっとお高いワインであることまで瞬時に分かってしまった私って、やっぱり…マニアですかね?!
先日、Two Handsのウェブサイトを確認したところ、やはりあの映画に使われていたのは、間違いなくTwo Handsのワインであることを確認しました。
このウェブサイトで確認したところによると、ガーデンシリーズの中のHarry and Edward's Garden Langhorne Creek(ラングホンクリーク) シラーズ であることが分かりました。
ラングホンクリークは、最近私が注目するやはりアデレード近郊のワイン産地です。
ワイナリー自体はバロッサにあるのですが、畑(もしくは仕入れる葡萄)がラングホンクリーク産っていうことです。
みなさん日本での公開を心待ちにしていると思いますが、映画を見に行った際には、ぜひぜひ二人のディナーシーンに注目してくださいね。
これは、オーストラリアワインが、NYCでトレンドの兆しを見せているという象徴なのでしょうか。
いやー、ニューヨーク&オーストラリアワイン大好きっ子の私としては、非常にうれしいことです。
PS: 映画の中で出てくるCarrie Bradshaw.comは実在していました。