8/09/2009

夏休み


こんにちは。
みなさま、ご無沙汰しておりまして申し訳ございません。
Wine Girlは、勝手に夏休みに入っておりました(笑)。
え、夏休み?、アデレードは冬でしょ?って声が聞こえてくるかもしれません。
実は、私、Wine Girlは、このたび、日本へ完全帰国することにしました。
その準備や帰国後もバタバタしていたことから、勝手に夏休みをいただいておりました。
今後は、東京を拠点に、ワインの情報を発信していこうと思いますので、今後ともWine Girlsをどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、夏休み後復帰第一弾は、久々の実家でのディナーとワインの話題です。
昨年の8月も一時帰国していたので、一年ぶりの帰国となったのですが、完全帰国となると気分はやはり一時帰国とは違いますね。
一時帰国のときは、短期間であれもしたいしこれもしたい!あー、ワインをゆっくり飲む暇なんてないー!というのが現状でした。
でも、今回はあせる必要はありません。じっくりと腰を据えてワインでも開けようかな!という気分になりました。
ということで、今日は、久々にディナーでアデレードヒルズの白ワインを開けることにしました。
今日のワインは、Hahndorfhill winery ハーンドルフヒル ワイナリーのWhite Mischief 2007を開けました。
このハーンドルフヒルは、アデレードから車で20-30分ほどのHahndorf ハーンドルフというドイツ村の一角にあります。ハーンドルフは、昔、ドイツからの移民が多く住み着いたところなんで、今では、ジャーマンパブやドイツ風ベーカリーが町並みに並び、観光地として人気のあるところです。
実は、このハーンドルフヒルは、私がもっとも好きなワイナリーの一つなんです。
ここのワイナリーは、おもしろい、ちょっとひねりのきいたワインを作り出すので、大好きなんです。
今日のワイン、White Mischiefは、ソーヴィニオンブラン、樽なしシャルドネ、ピノグリのブレンドワインです。
ね、この3つの品種がいっしょになっているっておもしろいでしょ?
ソーヴィニオンブラン単体だと、パッションフルーツの香りが強く、酸味の高いスッキリとしたスタイルのものが多いですが、このワインは、さらにピノグリのまったり感がプラスされ、そしてシャルドネのピーチやメロンなどの香りもプラスされ、フルーツバスケットと表現したくなるようなワインなんです。
シャルドネといっても、樽を使っていないので、バタースコッチのような香りは含まれず、あくまでも爽やかなノーズが広がります。でも、ピノグリを使用しているので、口の中をまーるく包む込むようなまったり感があり、やわらかいマウスフィーリングが特徴です。
湿度の高い日本の夏ピッタリな白ワインでした。
今日は、大好きなワインの紹介でしたが、近々Wine Girlsニュージーランド旅行記をスタートしたいと思います。
実は、日本帰国する前に、大注目のワイン産地である、オーストラリアの隣国のニュージーランドに2週間ほど滞在し、ワイン事情を勉強してきました。今後数回にわたり、その模様をお話したいと思います。それでは、Wine Girls in NZをご期待ください!