11/09/2010

ワインツーリズム in 山梨

みなさま本当にお久しぶりです。
ツイッター始めました♪なんて言っていたら、
すっかりブログをおさぼりする癖がついてしまいました。
先週末に、山梨で開催された「ワインツーリズム」に行ってきたので、その模様を重い腰をあげてお伝えしたいと思います。
今年で3回目を迎える
山梨の「ワインツーリズム」は、今回は土曜日(甲府地区)、日曜日(勝沼、塩山地区)の
2日間にわたって開催されました。
ラッキーなことに、お天気に恵まれ、空気がきれいな気持ちの良い太陽の下で、ワインを堪能してまいりました。
私が参加したのは、日曜日だけだったのですが、朝から本当にたくさんの人で賑わっていましたよ。
朝8時半新宿発の特急電車は、指定席は満席で、多くの人が「ワインツーリズム」に向かったようです。
アデレードでは、ワインのフェスティバルはよく開かれていたので、WineGirls内でもご紹介させていただいたと思いますが、日本のワインフェスティバルへの参加は初めてでした。
きれいな空気と青空とおいしい食べ物とワイン、すべてがアデレードを思い出し、すごく感動しました!
ちょうど日曜日だったので、週末恒例の朝市会場がワインツーリズムのメイン会場に様変わりし、新鮮な野菜を売る農家の方から、ホームメイドのジャムやクラフトを売る店など、ワイン以外にも楽しめるファーマーズマーケットでしたよ。
日本のお祭りらしく、焼きそばなどもありましたが、ワインに合うつまみがたくさんありました!
上記写真のイカ焼きは、オリーブオイルと塩コショウで味付けしてあるので、ワインとの相性抜群でした。
山梨のワインの代表格は、甲州(白)ですね。
さっぱりしていて、食事の邪魔をしないワインだと思いました。
海外の高級寿司店なのでウケるのではないかな?!
海外市場でも、かなりニッチマーケットにはなると思うけど、成功できると思います。
赤ワインのほうは、山梨では、ベリーAがかなり成功しているようです。
これは好きな人には好きな味だと思いますね。
ちょうど、エントリーレベルのピノの味に似ているんですよ。
そう、ストロベリーキャンディーの味です!
ニューワールドのフルボディの赤を好むWineGirlには、ベリーAはちょっと物足りないのですが、案外食事との相性がよくて、これもありだな!と思いました。
カベルネ・ソーヴィニヨン等を作っているワイナリーさんも結構ありましたが、全体的に葡萄の糖度が足りていない感じの印象を受けました。
これからに大いに期待です!
がんばれ!日本のワイナリー!

「ワインツーリズム」の売りは、参加ワイナリー間を専用シャトルバスを使って自由に動けることなのに、あまりの居心地の良さに、私ったら、この朝市会場で、一日の大半を過ごしてしまいました。

これはこれで、「ワインツーリズム」の醍醐味だと思いますけどね!


来年も絶対参加させていただきまーす。

4/03/2010

Twitter始めました

こんにちは。
久しく更新していないうちに、すっかり春になりましたね。
イースターweekendの今週末は、東京は桜が満開で、あちらこちらで宴会で盛り上がっていますね。
お天気にも恵まれて、絶好のお花見日和でよかったですね。
みなさーん、お花見にはどんなワインを持っていくかお忘れじゃないですよねー?!
以前Wine Girlsで提案させていただいたように、桜にはロゼワインを合わせて素敵なお花見を楽しみましょうね!
さてさて、今日は、昨今話題の「ツイッター」"Twitter"のお話をしたいと思います。
遅ればせながら、私Wine Girlも、最近ツイッターを始めました。
まだツイッターの魅力を理解しきれていないのですが、わかるようになったら、なかなかおもしろいかもしれません。
フォロワー数が少ないので、まだ無人島で一人でつぶやいている感がかなり強いのですが(笑)、徐々にフォロワーが増えれば楽しさも増すかな?!
私のツイッターアカウントは「@winepiggy」です。
意味は、「ワイン好きな子ブタちゃん」!
ツイッターしている方、フォローお願いしますね。
ワインやおいしい食べ物の情報を中心につぶやいているので、いろいろなワイン情報を交換しましょう!

3/05/2010

輸入菓子でワインの勉強?!


みなさんこんにちは!
今日は、ワインの香りを見つけ出すヒントをお教えしますね。
みなさんは、大人気のソーヴィニオンブランを飲んだときの第一印象はどんな感じですか?
たとえば、フランスのソーヴィニオンブランを飲むと、芝生(草)の香りがするとか、オーストラリアやNZのものは、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りが強いとか、いろいろありますよね。
先日、カリフォルニアの老舗ワイナリー、「ダックホーン」のソーヴィニオンブランを飲む機会がありました。
カリフォルニアのソーヴィニオンブランは、オーストラリア同様、トロピカルフルーツの香りなのですが、パッションフルーツではなくて、パイナップルの香りでした。しかも、パイナップルキャンディーの香りです。
飲んでいるときに、まっさきに私の頭の中に浮かんだ味は、写真のHARIBOグミのパイナップルフレーバーの味でした。
HARIBOはご存知ですか?
いまでは、ほとんどのコンビニ、キオスク、スーパーで買うことが出きるようになった、ドイツ生まれのテディベア型のグミです。
海外のグミは、日本のグミよりも弾力性があって(というか硬くて)、後を引く食感なんですよね。
HARIBOは、海外のお菓子特有のどぎつい色や香りもなく、日本人でもなじみやすいお菓子です。
ちなみに、私は、仕事中はいつもデスクでHARIBOを食べている、かなりのハリボホリックです(笑)。
ダックホーンのソーヴィニオンブランは、まさに、このハリボーのパイナップルフレーバーの香りでした。
第一にくる香りが、パイナップルグミ、そのあとに遅れて草の香りやレモンライムなども混ざり合わさった、実に香り豊かなワインでした。
華やかな香りと表現するのは、ちょっと違うかな。
どちらかというと、元気になれそうな香りですね。
パイナップルって元気な夏のイメージありますよね!
今回取り上げた香りは、日本人にも馴染のあるパイナップルでしたが、馴染の薄い香りも、ワインの中にはよく登場します。
たとえば、オーストラリアのソーヴィニオンブランの特徴である、パッションフルーツの香りはどうでしょう。
日本では、馴染の薄い方も多いフルーツだと思います。
こんなときは、輸入菓子を利用して香りを知るのは一つの方法だと思います。
たとえば、ソニープラザや成城石井などは、結構みなさまの周りにもあるお店だと思います。
輸入品を扱う店に、気軽に訪れて、ワインの香りの勉強の足しにしてみてください。

2/15/2010

2010ヴィンテージ始まりました!

こんにちは!
冬季オリンピックもはじまり、冬真っ盛りですね。
久々に日本で冬を迎える私は、先日の積雪で5年ぶりに雪を見ました。
毎日寒くてUggブーツ(シープスキンブーツ)が手放せない毎日です…。
さてさて、日本ではこんなに寒い日が続きますが、南半球のオーストラリアは、夏真っ盛り!
暖かいのうやらましいですねー。
友人によると、朝晩は17-18度前後と涼しいですが、日中は毎日40度近くまで上がっているとのことです。
暖かいというよりも、日中は暑いかな…。
でも、この寒暖の差がワインに欠かせない、おいしい葡萄が育つ条件なんです。
バロッサバレーのような暖かく葡萄の成長が早いところでは、1月下旬から、アデレードヒルズのような涼しいところでは、葡萄の成長が遅いので、2月中旬くらいから葡萄の収穫が始まります。
この葡萄の収穫、機械で済ませてしまうところも多いですが、オーストラリアでは意外にも手摘みもまだ多く残っています。
日中は40度近い炎天下になるので、暑い時間を避けて、早朝から葡萄を摘み取る仕事は、学生に人気のバイトの一つです。
かなり過酷ですが、時給がいいのが魅力みたいですね。
私はというと、暑いの苦手なので、このバイトは一度も挑戦したことありませんでした…。
今年は、オーストラリアワイン業界自体、20%縮小といわれ、葡萄の収穫量も少ないことが予想されます。
葡萄の出来はなかなかよいようですよ。
ということは、剪定の行き届いた、いい出来の葡萄だけが収穫されるということになりますよね。
2010年ヴィンテージ情報は、まだ少ないですが、情報が入りましたら、随時みなさまにご報告させていただきますね。
2010年ヴィンテージがいいワインの年でありますように!

1/28/2010

Geekはwineがお好き?!



こんにちは。
すごーく寒かったり、急に暖かい日がやってきたり、変なお天気が続きますね。
さてさて、私wine girlは、先日ipod touchを購入いたしました。
今はほとんど見かけることのなくなった、初代ipod miniの寿命を迎え、ipodを新しくせざる負えない状況になり、思い切ってipod touchにしてみたわけです。
みなさんは、ipod touchとかiphoneを使っていますか?
これ、かなりハマります!!!
何が面白いって、さまざまなアプリケーションがあって、現在は8万以上ものアプリケーションがあるんだそうです。
すごい数ですよね!
無料アプリケーションもかなりあって、無料でたくさんインストールしちゃいました。
そこで、wine girlは、"wine"と検索をかけてみました。
そしたら、出るわ出るわ、ものすごい数の"wine"関係のアプリケーションがヒットしました。
"wine"と英語で検索したので、ほとんどのものが英語のものだったのですが、ちゃんと日本語のものもあったし、フランス語?、スペイン語?、ドイツ語?、いろいろな言語で作られたワイン関連のアプリが見つかりました。
いやー、それが本当にすごい数なんですよ。
これは、ワイン愛好家の数に比例するものなのかもしれませんね。
それだけ、世界では、ワインを愛する人が多いということですよね。
それとも、ワイン好きは、ただのコンピュータおたく(Geek)が多いのか?!
謎ですね…。

1/17/2010

お取り寄せローストビーフとピノノワール

こんにちは!
昨年末のクリスマス時に更新すべきページをサボってしまったので、お正月も過ぎたのに、今日はクリスマスの話題です(笑)。
今年(っていうかもう去年…)のクリスマスは、久々に冬のクリスマスを迎えることが出来ました。
そう、昨年までは毎年真夏のクリスマスでしたからね。
それにしても、日本のクリスマスってなんだか忙しないですね~。
いつも通りに仕事に行っていては、クリスマス当日にクリスマスディナーを用意することはなかなか難しいですよね。
ということで、我が家では、手早く簡単に、ローストビーフになりました。
そして、ワインはというと、先日NZで購入した、お気に入りのピノノワールに決定しました。
ローストビーフは、毎年我が家でお取り寄せしている、「米久」の香菜ローストビーフでした。
写真を見てもお分かりのように、とってもきれいなバラ色なんです。
ちょっと写真だとハムのようにも見えますが、本物はもっと肉です。
生ではないけど、完全に火は通ってないピンク色の状態で、まさに正統派ローストビーフです。
このローストビーフは、脂身の少ないオージービーフを使用しているので、ヘルシーだし、さっぱりしていて、そして何よりも、やわらかくて本当においしいんです。
ワインにピッタリのお取り寄せ品でした!
ビーフなので、シラーズやカベルネなどのしっかりした赤もいいですが、今回は、ステーキよりもあっさりとしているので、ちょっと軽めのピノノワールをチョイスしてみました。
今回のピノノワールは、RIMU GROVE Pinot Noir 2005 Nelsonです。
このピノノワールは、先日NZワイン紀行の回でご紹介した、ペガサスベイのプリマドンナの次に、私のピノ観を見事に打ち破ってくれたすばらしいピノノワールです。
もしかしたら、コストパフォーマンスを含めたら、RIMU GROVEのほうが上かもしれません!!!
このワインの特徴は、ボディがしっかりしているんです。
それから、色も濃く、二日目でもきちんと香りが残っている力強いピノノワールです。
ボディがしっかりしていて、力強い、パワフルなピノってイメージ出来ますか?
一般的なピノって、いちごキャンディーみたいな可愛い香りで、色も透明感がある可愛らしいルビー色で、いかにもGirlsウケよさそうな赤ワインのイメージありませんか?
しかし、このRIMU GROVEは、私のピノのイメージを覆してくれました。
ピノですから、ストロベリーやチェリーなどの、ピノらしい香りもありますよ。
でも、中心となる香りは、ブルーベリーとかブラックベリーとか、ピノよりもボディのしっかりしたワインにありそうなベリーが中心です。
そこに、シナモンなどのスパイス類、薔薇やスミレなどのお花の香り、土壌を思い出すようなearthyな感じも加わり、複雑かつバランスのよいワインでした。
Wine Girlは、ピノらしからぬこのスタイルに、非常に感動しました。
そして、皆様に朗報です!
このワイン、日本でも購入できます。
しかも、現地価格から考えてもかなり激安なお値段設定になっているようです。
これは、久々に「買い!」と大声で言える、コストパフォーマンスのよいワインです。
みなさまも、RIMU GROVEとローストビーフ、お取り寄せしてみては?

1/05/2010

明けましておめでとうございます

みなさま、明けましておめでとうございます。
本年も、Wine Girlsをどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、2010年第一弾は、今年のお正月ワインをご紹介したいと思います。
今回のワインは、お正月ということで、おせちと合わせて、ヴィンテージワインを飲むことにしました。
おせちと赤ワイン?!と驚きました?
でも、意外にも、これはおいしい組み合わせでしたよ。
今回のヴィンテージワインは、オーストラリアワインではなく、カリフォルニアワインです。
私がワインにはまったきっかけは、ご存知だったでしょうか?
実は、オーストラリアワインでもなく、フランスワインでもなく、このカリフォルニアワインがきっかけだったのです。
オーストラリアに移る前は、カリフォルニア(主にナパ、ソノマ)に、毎年訪れていたくらいだったんです。
ということで、そのころ(2003年ー2005年くらい?)購入したワインが、どれもいい感じに熟成してきたので、今年くらいから徐々に飲んでいこうかしら~。
今回のワインは、Etude 2000 Napa Merlotです。
これは、私がワインを勉強し始めた頃、母と祖母がナパを訪れた際に購入しプレゼントしてくれたもので、思い出の品です。
購入当時(2003年?)の価格が$48だったそうです。
テイスティングの感想は、
色は、赤ではなく、ややオレンジがかった綺麗なガーネットでした。
グラスを傾けたときに見える、ワインの淵の透明の部分がかなり広くなっていたので、かなりエイジングされ始めている証拠ですね。
香りは、10年も寝かされているのに、意外にまだアルコールは結構強い印象を受けました。
アルコール度数をみたら、なんと14.7%でした!
これは、オージーワインもビックリの酒精強化ワインレベルのアルコールの高さでした。
プラムとか、プルーンとか、フィグとかといった、ドライフルーツの香りが一番に感じました。
やはり、10年もののワインは、みずみずしいベリーの香りではないですね~。
それから、たばこやシガーボックスなどの芳醇な香りも加わり、複雑味が高いイメージです。
樽から出てくるバニリン(バニラの香り)は、穏やかでエレガントな印象です。
酸味は、かなり高めでしたが、とてもバランスがいい仕上がりだったので、酸っぱい!といった印象ではありません。
ドライフルーツの香りが口いっぱいに広がって、なんだかクリスマスケーキ(フルーツケーキ)を食べているようなワインでした。
いいワインの証拠である、余韻(飲み込んだ後に口の中残る香り)がものすご~く長くて、お正月のおめでたい席にはピッタリのワインでした。
和食と赤ワインは、あわないような気がするけど、案外よく合うんですよ。
たとえば、お雑煮などの場合、関東風のお澄まし系よりも西京味噌などこってり系といっしょのほうがあうかもしれないですね。
ちなみに、チャキチャキの江戸っ子の我が家では、元旦は関東風のお雑煮でお正月をお祝いしますが、2日目以降は西京味噌でこってり雑煮を楽しみます。
家族みんな、江戸っ子のクセにこってり西京味噌雑煮が好きなんですよ。
赤ワインにも合うしね!