7/15/2007

タスマニアにピノを飲みに行ってきました!-タスマニア旅行記part1

みなさまお久しぶりです。
マスターの大詰めを迎え、6月はリサーチとテスト勉強に明け暮れて終わってしまいました。
昨日、最終審査が発表され、無事にマスター・オブ・ワインビジネスを7月末に卒業できることとなりました。
今は達成感と安堵感に包まれています。
そんな私は、先日、テスト終了後タスマニアに行ってまいりました。
タスマニアは、オーストラリア大陸の南に位置する小さな島です。
小さいとはいっても、立派にひとつの州として存在しています。
南半球のオーストラリアは、南に行けば行くほど寒い地方になるわけで、
タスマニアも例外なく冷涼な地域です。
夏の気温は20度前後までしか上がらないため、当然のことながら収穫できるブドウの品種は限られます。
白ワインはかなりいろいろな品種がありますが、赤ワインは、ほぼ、ピノノワール一色です。
先日ニュージーランドのピノノワールをお勧めしましたが、タスマニアのピノもなかなかなものです。
通常は、シラーズなどのフルボディ赤ワインしか私は飲まないので、 毎日ピノ漬けになる機会は後にも先にもあまりない機会だととらえ、 毎日ひたすらピノを飲み続けてタスマニアのピノノワールの味を勉強してきました。
当然のことながら、ワイナリーによって味の差はあるものの、簡単に言うと2つにわけられます。

1.ストロベリーのような可愛らしい香りで、お値段も可愛らしいピノ。

2.ストロベリー感に複雑味(ハーブ、お花の香り、土の香りやキノコの香りなど)が加わった高級ピノ。

いろいろとテイスティングした結果、やはりちょっとお値段のはるピノのほうがおいしいなーという結論に

達しましたが、料理の合わせ方によっては、お手ごろピノも悪くないかもしれません。
日本人の女性に、好きなワインのタイプを聞くと、「フルーティーで重くないもの」という答えをよく耳にします。
タスマニアのお手ごろピノは、まさにこの答えにピッタリの赤ワインだと思いました。
ボディは軽く、フルーティー(ストロベリーやチェリーのような甘い香り)で、
アルコール度数もオーストラリアワインにしては驚きの12-13度という低さです。
タスマニアのピノノワールなら、赤ワインの渋さや、ニューワールドワインのアルコール度数の高さが苦手な人でも、気軽に赤ワインを楽しめそうですね♪
次回は、タスマニアで訪れたワイナリーについてご紹介します。

0 件のコメント: