4/08/2007

和食は白ワインで!

和食を食べるとき、みなさんはお供は何にしますか?
日本酒?ビール?それとも焼酎??
最近では、創作和食などの店ではワインも置かれるようになりました。
では、お寿司は??
お寿司屋さんでワインを置いてあることは、日本ではまだまだ少ないケースだと思います。
しかし、これが結構あうんです。
どんなワインとも相性がいい訳ではありません。
白ワイン、しかもあまり主張の強くないワインが好いようです。
繊細なお刺身には、繊細なキャラクターのワインを選んでください。
たとえば、オーストラリアワインで選ぶのなら、ソーヴィニオンブラン、ピノグリ(イタリアではピノグリージョと呼びます)等々…。
どちらの品種も樽を使わないので、スッキリとした飲み口が特徴です。
最近、日本で見かけるようになった、国産ブドウ品種の甲州もなかなかよい選択です。
ライトなボディで、ゆずを思わせるような爽やかな香りが和食とベストマッチです。
ところが、キャラクターの強い品種、例えばシャルドネや、フレグランス的な香りのリースリングは、せっかくの和食の繊細さを消してしまうのでNGです。
しかし、お寿司にも例外が一つだけあります。
穴子などの甘いツメがついているものは、煮詰めたツメのほんのり温かい感じと、ツメ特有の甘からさが、シャルドネやリースリングなどとピッタリとあうじゃありませんか。
しかし、この場合、シャルドネは樽を使っていないタイプ(アンオークUnoak)にしてください。
オーク樽を使用したリッチなボディのシャルドネは、さすがにツメのおいしさも消してしまいます。
ちょっとした知識があれば、新しいスタイルのお寿司(和食)がおいしく楽しめますね。

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