8/19/2007

アデレードは春です!


今月に入り、徐々に春めいた気温の日が増えてきました。
朝晩は冷え込みますが、日中は20度ちょっとまで上がります。
桜のようなアーモンドの花もあちこちで咲きはじめ、視覚的にも春一色になってきました。
さて、春といえば、飲みたくなるのがロゼですよね!
桜の色(こちらではアーモンドですが)に誘われて、ピンクのワインが飲みたくなります。
最近のマイブームは、このロゼを持ってチャイニーズを食べに行くことです。
オーストラリアのレストランには、BYO(Bring Your Own)というシステムがあります。
つまり、自分のワイン持ち込みOK!ということです。
当然のことながら、持ち込み料(1本$5-6くらい)はとられますが、
それでも店のワインリストからチョイスするよりは安上がりでしょう。
しかも、自分好みのワインがレストランにあるとは限らないし。
自分の好きなワインをお気に入りのレストランで楽しめるというのは、なかなかうれしいものです。
ということで、今日の一本はロゼです。
PLANTAGENET EROS 2006
カラー: クリアな綺麗な桜色。
ノーズ: ストロベリー、チェリーなど、赤いベリーの香り。
ロゼの特徴として、赤ワインのような複雑な香りはありません。
でも、このシンプルさ、軽さが料理を邪魔しないのです。
パラット: 中華料理とロゼを合わせていつも思うのは、ロゼはまさに梅酒です!
決して梅酒そのものの味がするわけではないのですが、中華とあわせると、
チェリーなどの軽いキャラクターの味が、なんとなく梅のさわやかさを想像させてくれます。
ちなみに今日のワインは、西オーストラリア州産です。
ブドウ品種は、オーストラリアにはめずらしくメルローを使用。
食事とのバランスのとりやすい、辛口のすっきりしたロゼでした。
やや甘口ロゼと中華をあわせるのも悪くはありませんよ。
でも、やはり食事には辛口のがすっきりとあわせることができます。
この日は、このロゼに合わせて、クリスピーローストチキン(しょうゆ味)、車えびの鉄板焼き(塩味)、季節の野菜のオイスターソース炒め、ワンタンスープを楽しみ見ました。
本格的でなくても、中華風のおかずはかなりの確立で食卓にのぼると思います。
中華風のお惣菜を作った日には、ぜひロゼを合わせてみてください。

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