次のターゲットはGirls!
先週は、Wine Girlsの意味について、説明させてもらいましたが、今週もGirlsネタです。
ワインの世界って、実は男性中心の世界って知ってましたか?
大学院時代に、広告とPRの授業を選択していました。
そこで、ワイン雑誌に使われている主な広告について、研究したことがあったのですが、広告のほとんどが、車や男性物の高級時計などの、男性向のものばかりで、女性向の広告はほとんど見つかりませんでした。
つまり、これは何を意味するか。
ワイン雑誌のターゲット層は、男性だということです。
これには、いくつかの理由が考えられます。
1.男性のほうが、経済的に余裕がある場合が多い。(ターゲット層は主に富裕層)
2.何かにハマると、コレクター(おたく?)になる確立が高い。
3.女性は、化粧品やファッションなど、ワイン以外のことにたくさんお金を使うことが多い。
などなど。。。
でも、近年では、ワイン業界にとって、女性が大切なターゲット層になりつつあることは、事実です。
女性をターゲットにした広告も、登場し始めました。
上記の写真は、女性向にパッケージデザインを一新した、お手ごろなスパークリングワインの広告です。
以前は、ビビットなピンクやイエローの文字で、おしゃれさに欠けるボトルデザインだったのですが、新しいものは、パステルカラーを使用し、女性が好みそうなスタイリッシュなパッケージになりました。
女性ファッション雑誌「In Style」の今月号の広告でした。
昨年度公開の映画、Sex and the Cityでも、女性同士のディナーの場に、オーストラリアワインが登場しました。
先月の、オーストラリアのホテルの回で少し触れましたが、女性向けにスタイリッシュに改装したホテル(パブ)が増えてきています。
確実に、少しずつですが、女性にターゲットが移りだしていることは事実です。
トレンドセッターであるGirls(女性陣)を、無視していては、ワインビジネスがうまくいかなくなってきたということでしょうね。
ワインの世界にも、ついにWine Girlsの時代が到来したということですねー。
Yay! Go Go Wine Girls!!
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