12/01/2009

お宝天国ニッポン!

こんにちは。

もう今年も残るところ1ヶ月をきってしまいましたね。
8月の頭に日本に帰ってきて、ボチボチと就活してますが、まだ決まってません。
ワイン知識者を求めているところを知っている方、Wine Girlまでぜひご一報をよろしくお願いします!
このご時勢ですから、焦っても仕方ないことはわかっているんですけど、しかし何もない…。
今の私には、なかなかいいワインに手を出すことは難しいですが、今日は、日本って意外にお宝ワインが眠っている!ってことをお話したいと思います。
先日、大学の恩師たちからご招待を受けて、オーストラリア料理店へディナーに出かけました。
そのオーストラリア料理店は、松涛(渋谷)にある、AROSSAアロッサです。
オーストラリアらしい食材を使った料理を楽しめるお店ですよ。
たとえば、ラム(子羊)とかカンガルーとか。
あ、変わったところではワニや兎もあったかな。
こうやって書くと、オーストラリアってゲテモノばかり食べているようなイメージになってしまいますね(笑)。
でも、どの肉もマーケットに行けば、簡単に手に入るものばかりなので、私にはとてもなじみのあるものばかりです。
とはいっても、普通からしょっちゅう口にしていたものは、この中ではラムくらいですけどね。
ラムステーキとオージーシラーズ(赤)の相性は最高ですよ~!
今回も、AROSSAでラムとシラーズを堪能させてもらいました。
このAROSSAは、オーストラリアらしい料理を楽しむのはもちろんですが、やはりうれしいのは、オーストラリアワインがとても充実したワインリストがあることです。
現地に住んでいた私からすると目が飛び出るようなお値段の数々でしたが、まあ日本に輸入されたらこのくらいになるかなーという、ある意味納得できる(?)お値段でした。
さらに、このレストランのおもしろいところは、メニューには載っていない裏メニューワインもあるんですよ。
しかも、ヴィンテージワイン(寝かせて熟成されたワイン)だったりして、オージーワイン好きにはうれしい限りです。
今回お勧めをうけた裏メニューワインは、Two Hands Shiraz 2000です。
Two Handsと聞いて、ピンときましたか?
そうです、映画Sex And The Cityで、キャリーとミランダがバレンタインのディナーで頼んだシラーズとして、昨年ここWine Girlsでもみなさんにご紹介したワイナリーです。
※参照:2008年6月「SEX AND THE CITYとワイン」 By Wine Girl
思い出しましたか?
Two Handsのワインは、地元オーストリアでも、評価の高いワインを数多く排出している人気ワイナリーです。
そして、SEX AND THE CITYに出てきたことを見てもお分かりのように、アメリカで大変人気の高いワインでもあります。
小さなワイナリーなのですが、アメリカに事務所を持つほどなんですよ。
私も、Two Handsのワインスタイルは大好きで、一言で言うと、「The Barossa!」(これぞバロッサワイン!)といった感じの、果実の凝縮感がギューギューっと濃いオージーワインの典型のような赤ワインが特徴的です。
(でも今回のワインの葡萄はマクラーレンベール産だけど…。ワイナリーはバロッサにあります!)
今回出していただいたTwo Hands Shiraz のヴィンテージは、2000年でした。
今が2009年なんだから、樽+瓶でもう9年も眠っているんですよ~。
こんなワインが日本にあるなんて、正直本当にビックリでした。
しかも、ラベルを見てまたまたビックリです。
こんなTwo Handsワインラベル見たことない!
現在のTwo Handsでは、アート(イラスト)をモチーフにして、ユニークなネーミングのピクチャーシリーズ
と呼ばれているラインと、ガーデンシリーズと呼ばれているピクチャーシリーズの上のランクのラインがあります。
でも、今回のワインは、Two Handsという名前だけで、ユニークなアートやネーミングもなく、ガーデンの名前もありません。
ただ、ラベル柄的には、ガーデンシリーズに限りなく近いものでした。
なるほどー、この柄は、Two Handsの初期から使われているデザインだったんだー。
意外なところで、Two Handsの原点に遭遇しました。。
次回は、Arossaで出会ったお宝ヴィンテージシャルドネをご紹介しますね!

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