6/14/2008

SEX AND THE CITYとオーストラリアワイン

みなさーん、たいへんおひさしぶりです。
やっと仕事が決まりましたー!というブログを最後に、長らくお休みしておりましたが、大学院での授業も終わり、最後のテストとプロジェクトを残すのみとなりました。
まもなく二足のわらじ生活ともおさらばして、本格的にワイン業界への道を進み始めます。
さてさて、みなさまもご存知だと思いますが、先日アメリカでSEX AND THE CITYが封切りされました。アメリカ公開から1週間遅れて、オーストラリアでもついに公開になりましたー!
待ちに待っていたSEX AND THE CITY!!!公開初日に行きたーい!と思っていたものの、
課題とテストに追われ、結局封切りから1週間後にようやく見に行くことが出来ました。
テレビシリーズ終了から4年が経過し、30代のころとは違う40代(サマンサは50代だけど…)になったあの4人 が戻ってきました。
ストーリー展開的には、「うーん、ちょっと納得いかない…。」っていう部分も残りましたが、やはりあの4人の軽快なトークとファッションが女性にとって一番の楽しみですよね。
その観点からすると、ストーリー展開を除き、私はすごーく楽しんできました。
しかし、あのブラックジョーク満載のトークを日本語字幕にしたら、どのようになるのか興味あるなー。
さてさて、SEX AND THE CITYといえば、そう、コスモポリタンですよね!
ルビー色が綺麗なウォッカベースのカクテルです。
4人が集まれば決まって頼むものは「コスモポリタン」。このカクテルが世界中でヒットしたのを、覚えていますか?
そういえば、カクテル名などあまり詳しくない私は、SEX AND THE CITYに憧れて、ちょっと気取ってバーで注文しようとしたところ、間違って「メトロポリタンください。」って言って恥ずかしい思いをしたことを思い出しました(笑)。キャー、恥ずかしかった!
しかし、主人公キャリーのお付き合いしていた男性陣の中には、赤ワイン派の人もいました。
Mrビッグもその一人ですね。彼はバーボンのストレートか赤ワインをよく飲んでいました。
何の赤ワインを飲んでいたのかまでは話に出てきませんでしたが、Mrビッグのイメージだと、イタリア輸入ワインあたりを飲んでいたのではないかなー?などと思います。
あくまでも、これは私の推測に過ぎませんが…。
第6シーズンでキャリーがお付き合いしていたロシア人アーティスト、アレクサンドル・ペトロフスキー は、 フランスワイン専門でしたっけね。
まあ、パリに行っちゃったくらいですから、フランスワイン好きも納得ですが。
ああ、そういえば、仲良し4人で集まって、スパークリングワイン(シャンパン)を開けているシーンは、結構ありましたね。
でも、キャリーが赤ワインを注文するシーンって、ドラマの中で思い出せないんですよねー。
彼氏といっしょに飲んでいる姿は思い出せるけど、自分で頼んでいるシーンは思い出せない。。。
しかーし、今回の映画では、キャリーがレストランで赤ワインを注文しているシーンが出てくるんです。
あまり詳しくいうと、ストーリーがバレてしまうので、詳しくは書きませんが、
キャリーとミランダが食事をするシーンで、二人が注文するのはなんと「シラーズ」!
そうです、オーストラリアを代表する赤ワインシラーズです!!!
しかも、映画の中で使われていたのは、アデレード近郊の超有名なワイン産地、バロッサのワイナリーのものなんですよー。
キャー、オーストラリアワインが映画に出ていてる、しかも、SEX AND THE CITYに!
このシーンで、私は大興奮でしたが、このワインがオーストラリアの、しかもバロッサのワインだと分かった人が何人いたんだろう…。
まあ、相当のマニアでない限り、ワイナリー名まで把握できる人はいないのかもしれませんねー。
テーブルに置かれたワインは後ろ向きだったため、バックラベルについていたワイナリーのロゴから、
瞬時に「あ、Two Handsのワインだ!」と分かったのです。
さらに、ウェイトレスがワインボトルを持ってくるシーンで、フロントラベルが見えて、「あ、ガーデンシリーズだ!」とワインまで特定できたわけです。
Two Handsワイナリーの手がけるワインの中でも、「Garden(ガーデン)シリーズ」と呼ばれるちょっとお高いワインであることまで瞬時に分かってしまった私って、やっぱり…マニアですかね?!
先日、Two Handsのウェブサイトを確認したところ、やはりあの映画に使われていたのは、間違いなくTwo Handsのワインであることを確認しました。
このウェブサイトで確認したところによると、ガーデンシリーズの中のHarry and Edward's Garden Langhorne Creek(ラングホンクリーク) シラーズ であることが分かりました。
ラングホンクリークは、最近私が注目するやはりアデレード近郊のワイン産地です。
ワイナリー自体はバロッサにあるのですが、畑(もしくは仕入れる葡萄)がラングホンクリーク産っていうことです。
みなさん日本での公開を心待ちにしていると思いますが、映画を見に行った際には、ぜひぜひ二人のディナーシーンに注目してくださいね。
これは、オーストラリアワインが、NYCでトレンドの兆しを見せているという象徴なのでしょうか。
いやー、ニューヨーク&オーストラリアワイン大好きっ子の私としては、非常にうれしいことです。
PS: 映画の中で出てくるCarrie Bradshaw.comは実在していました。

3/18/2008

祝就職!高級ワインテイスティング


みなさーん、本当に本当にお久しぶりです。
長かった夏休みも終わり、気がつけば、大学も新学期が始まってしまいました。
この3ヶ月、日本にも帰らずにアデレードの地でしていたことは、ただひたすら就職活動でした。
とはいうものの、まだ半年は学生の身なので、契約社員もしくはバイトのポジションの、ワインに関連した仕事をただただひたすら探し続けました。
レストラン、カフェ、バー等のウェイトレス、ボトルショップ(ワイン屋)の販売員、ワイナリースタッフから始まって、葡萄収穫スタッフまで様々な職種に応募しました。
オーストラリアでの職務経験がないこと(バイトは1度大学のお手伝いをしたくらいです…。)、永住権がない(もしくはオーストラリア人でない)ことなどの条件が、就職活動を長引かせる要因になり、たかがバイトなのに3ヶ月も決まりませんでした。
いやー、この3ヶ月は正直精神的にきつかったです。。。
アデレードはとても保守的な都市なので、アジア人だから雇ってもらえないのかも…って人種問題的なことまで考えてみたりして、余計なことにストレスを使いました。
でも、これってまんざらでもなくて、本当なんですよー。
アデレードの人口の1/5は中国人留学生じゃないかという思うくらい、街にはアジア系の人がたくさんいるのに、そういえばオーストラリア人経営の店で働いているアジア人って見たことないかも…ってことに最近気がついたのです。
たかがカフェでも、接客は決まって白人の子…、アジア人はアジア料理店(ほとんどが法外低賃金労働)で接客…ってな感じです。
移民国家とは言いつつも、アデレードは非常に保守的な街なんです。。。
でも、やーっとパートタイムのワイン営業職をGETしましたー!
私にチャンスを与えてくれた社長(超おじいちゃんです!)に、本当に感謝感謝です。
何はともあれ、ようやくワイン業界への第一歩を踏み出しました。
ということで、今日は弊社で取り扱いのワインを紹介です。
今日のワインは、先日The Edinburgh Cellarsにて開催したワインテイスティング/販売で取り扱ったワインです。
今日のワインは、Yarra Yering ヤラ・イエリングです。
’Yarra’と聞いて、ピンと来た人は、なかなかのオージーワイン通でしょう。
そう、このワインは、ビクトリア州ヤラバレーのワインです。
ここは、知る人ぞ知るハイクラスワインを生産するワイナリーです。
冷涼気候のヤラバレーの土地柄、エレガントで洗練されたスタイルのワインに定評があるんですよ。
それにしても、オーストラリアワインの首都サウスオーストラリア州にいながら、まさかビクトリア州のワインを販売するとは夢にも思いませんでしたよ。
ヤラ・イエリングのワインは、ほとんどがAU$100以上、ものによってはAU$120もするんですよー。
ひぇ~、た、た、高い!
でも、こんなアデレードのような地方都市でも、買う人は結構いるもんなんですねー。
今回ワインテイスティングを開催したエジンバラセラーは、玄人に定評のある店だけあり、来店する人もは、みなさんなかなかのワイン知識の高い方ばかりでした。
1本AU$100もするワインを一人で4本も買っていく人もいて、結局3時間のテイスティングで、計9本を販売しました。
でも、日本のみなさまに朗報ですよー!
なんと、酒税の高いオーストラリアよりも、日本での販売価格ははるかに安いようです。
ネット販売で、¥8,000-9,000前後で見つけましたよ。(それでもまだ高いけど…)
高級ワイン好きの方、オーストラリアのハイクラスワインに興味のある方、ぜひぜひお試しください。
自社で取り扱いの商品なので、ちょっと手前味噌ですが、本当に素晴らしいワインです。
しかも、こんなに値段がさがって売られているとは、正直驚きです。
ちょっと高いですが、お買い得商品ってところでしょうかね。
これを飲めば、絶対にオーストラリアワインの概念が変わるくらい、これは本当にいいですよ。
ちょっと長くなってきたので、今日はこの辺までにして、次回は、このヤラ・イエリングのテイスティングノートをご紹介します。

1/16/2008

今年のクリスマス



みなさん、今年のクリスマス(ってもう去年じゃん!)はどのように過ごしましたか?
オーストラリアのクリスマスといえば、真夏のビーチにサーフィンでやってくるサンタクロースのイメージが強いと思いますが、今年のクリスマスは肌寒かったです。
私は、クリスマスイブの夜中に教会へ行きました。
プロテスタントに慣れ親しんできた私は、プロテスタント教会が見つからなかったので、アデレードに来てから教会へ足を運ぶことを躊躇していたのですが、今回初めて近所のユナイティングチャーチのクリスマス礼拝に参加してみました。
ユナイティングチャーチとは、カソリック/プロテスタントの隔てがないオーストラリアが起源の宗派です。
毎週日曜日の朝、教会の鐘と賛美歌を(ベッドの中から!)聞いていて、「久々に賛美歌歌いたいな~♪」といつも思っていたので、今回の礼拝参加の目的は、ズバリ、「クリスマスキャロル(賛美歌)を歌う!」でした。
しかーし、どれ一つとっても知っている賛美歌がないんです…。
あれれ?なんで??この賛美歌はオーストラリア独自のものなの???って感じで初めから終わりまで口パクで終わってしまいました…。
でも毎週日曜日に聞こえてきた賛美歌の中には、確か知っている曲もあった気がしたんだけど、気のせいなのかなー?という感じです。
ということで、肝心の目的は果たせないまま、初めての教会訪問は終わりました。
イブは、夜ということもあるからか、冬物のコートを羽織って(ただいまオーストラリアは夏ですよ!)、教会へ行きました。
チャペル内も、ストーブがついていて、なんだか冬のクリスマスを迎えているような気分になりました。
賛美歌はわからない仕舞いでしたが、久々に牧師さんの話に耳を傾ける機会に恵まれ、なんとなく心がすーっとしている感じがしました。
ということで、今年のクリスマス(25日)は、スッキリとした目覚めを迎えることが出来ました。
なーんてゆったりとしたクリスマスを迎えたかったのですが、そんな暇はあるわけなく、クリスマスの日は朝からバタバタとディナーの支度に取り掛かりました。
クリスマスディナーの献立は、海老のカクテルソース、チキンの丸焼き、付け合せの温野菜やポテトサラダ、食後のアーモンドアプリコットタルトetcです。
チキンの丸焼きのおなかには、こちらではパン粉、炒めた野菜やハーブなどでつくった詰め物をするのが一般的ですが、私はピラフを詰めて焼きました。
結果は、大成功!
ピラフに肉汁がしみこんで、最高においしいローストチキンになりました。
初めてチキンの丸焼きに挑戦した2年前は、グロテスクな見た目にかなり恐れおののいたのですが、慣れるとなんてことないですね。
見た目は豪華なのに、超簡単なのでおすすめです!
ということで、今回のクリスマスディナーにあわせた1本は、Westend Estate WIneのカベルネソーヴィニオンです。
このワインは人からの頂き物だったのですが、なかなかおいしいワインでした。
今回のワインは、ニューサウスウェールズ(シドニーのある州)のものです。
Westend Estate
3 Bridges Cabernet Sauvignon 2000

カラー: すこしレンガ色に近い、かぎりなくオレンジに近い赤。
ルビーの赤さはもうすでになく、ガーネット色と表現できるでしょうか。

ノーズ: とても洗練された、ニューワールド(アメリカ、オーストラリアなど)のカベルネの香りです。
オーストラリアというよりも、カリフォルニアワインを思い出す香りでした。
香りは、カシス、タバコ(シガーに近いかも)、ピーマン、チョコレート、ミントなどの様々な香りを見つけることが出来、とても複雑味の高いワインでした。
力強い果実味だけでなく、果実以外の香りが加わり、すっきりと洗練された都会的な香りです。

パラット: 香りに比べ、酸味が高め。でもバランスがとてもよいので、酸味の高さは嫌味でない。
口の中に広がる果実味がすばらしく豊かなワインです。
豊かな果実味に、さまざまな香りの複雑味が加わり、とても心地よい気分にさせてくれます。
アルコール度数は13.5%。
程よい高さでよかったと思います。
タンニンはしっかりあるのですが、かなりもうこなれてきているようで、口当たりはマイルドです。
でも、若いときは、きっと上の歯茎がキシキシするようなタンニンを感じるくらい高かったのではないかと推測できます。
しっかりとした果実味+こなれたタンニン+酸味=バランスのよいワイン
クリスマスディナーに開けるのにピッタリのワインでした。

1/15/2008

キャンプで飲むワイン!


みなさま、おひさしぶりです。
そして、明けましておめでとうございます。
気がつけば、ブログの更新を怠ったまま年を越してしまいました…。
今年のアデレードの年越しは、大晦日が43度の灼熱日だったので、夜になっても気温が下がらず暑苦しい年越しだったのですよ。
グルネルグビーチ(Cityからトラムで20分)や市内を流れるトーレンス川では、カウントダウンの花火が上がり、普段は静かなアデレードでも、年越しは賑やかです。(まあ東京に比べたらたいしたことないけど…)
実は、29日から大晦日まで、2泊3日でキャンプへ行ってきました。
キャンプ地は、アデレードから車で2時間ほど南下したFleurieu半島の海岸線に位置する国立公園でした。
国立公園だけあって、超広大な敷地でした。
だって、公園の入り口から、キャンプ地まで13kmもあるんですよー。
キャンプ敷地までは、野生のカンガルーの群れや放牧された牛や羊が歓迎してくれるので、13kmの道のりもなかなか楽しかったですけどね。でも遠い…。
出発した29日の予想最高気温は36度、30日は39度、そして大晦日は43度の予想だったので、当然キャンプで飲むのはギンギンに冷やしたビールか白ワインでしょー!ってことで、この日用意していったワインは、白とロゼのみ。
当然のことながら、暑い直射日光を避けるため、木陰にテントやキッチンを広げ、ランチをしながらくつろぎ始めたら、なんと肌寒く感じるんです。
そうです、ここはたった1-2時間アデレードから南下しただけなんですけど、緯度が下がるから(?)いつも気温が低いところだったのです。
フリースのジャケットは、念のために用意していったのに、まさかのまさか夕方から羽織る羽目になってしまいました…。
とっぷりと日が暮れた頃(今はサマータイムなので9時頃)には、長袖+フリース+ジーンズ+ブーツでも寒いじゃないですかー。
確実に、気温は15度を下回っていたはずです。
でも、40度を見越して購入していったワインは、クーラーBoxの中でギンギンに冷えた白ワインとロゼのみ…。
だって、赤ワインは絶対に飲みたくないと思ったから用意していかなかっただもん…。
とりあえず、この日はまずはロゼを室温に避難させてから、飲むことにしました。
1日目の献立は、ステーキ、ソーセージと茹でた温野菜。
当然のことながら、キャンプなので安売り肉でしたが、やっぱりBBQで食べるステーキはおいしいですねー。
これで赤ワインがあったら言うことないのにな~という感じでした。
2泊もしているのなら、翌日に赤ワインを買いに行けばいいじゃないか!と思いますよね。
でも公園の出口まで13km車を走らせて、そこから一番近い酒屋はいったいどこなんだー?って感じなので、2日目はおとなしくシャルドネを飲むことにしました。
2日目は、30度近くまで気温が上がり(アデレードはこの日は39度です!)、夜も1日目に比べるとやや暖かかったので、シャルドネをおいしく楽しむことができました。
やや暖かいっていっても、16-17度って感じなので、当然フリースは手放せませんけど…。
2日目の献立は、土鍋ご飯です!
これ、BBQに行く機会がある人は必見ですよ。超おススメです!
チャイナタウンで購入した土鍋(本当に土から作っている鍋。土鍋と呼んでいるステンレス鍋ではありません)で、まずは普通にご飯を炊き始めます。
ある程度炊けてきたところで、ここで初めて具を投入します。
日本では、ご飯を炊いている時は、蓋は絶対にとってはいけないというのが鉄則ですが、中華式にはこのような作り方なようなので、私は中華式で作ってます。
キャンプらしく、この日の土鍋飯のメイン具材に選んだものは、ハム缶!
あの、ハワイや沖縄で有名なスパムです。
ハム缶って、普段あまり食べる機会なかったのですが、なかなか塩気がきいていて具にするには簡単で便利です。
小さく切ったハム、マッシュルーム、ねぎ、インゲン等を入れ、調味料を入れようとしたところで、ある重大なことに気がつきました。
しょうゆを忘れた…。
本来なら、しょうゆを上から垂らしかけて、具に火が通ってご飯も炊ければ出来あがりです。
土鍋の底にできたおこげに、チラッとしょうゆをかけて食べると、またこれがおいしいんですよー。
でも、この日はしょうゆがないので、バターと塩こしょうで挑戦してみました。
これが抜群においしい!ハムとの相性も最高です。
ちょうど、ポップコーンを想像させる味なんです。
バターのコクと、塩気、こしょうのスパイシーさ、おこげの香ばしさが、後を引く味に仕上がりました。
当然、この日のために用意してあったシャルドネとの相性もバッチリで、2日目の夕飯も楽しく過ぎて行きました。
BBQでもおいしーいワインを飲みたい!というのが本音ですが、1000円クラスのお手ごろワインで十分に楽しめますよ。
アウトドアという空間が、なんでもおいしくしてくれるような気がします。
ちなみに、今回のキャンプで空けたワインは、白・ロゼともにジェイコブスクリークの$10程度のものでした。
夕食後は、ワインと共に、生まれて初めて見る満天の星空を楽しみました。
本当にすごいんですからー。
天の川は、私の家からも薄っすらとは見たことがあったのですが、あそこまでクッキリとした星の川を見たのは初めてです。
すっかりキャンプにはまってしまいました!!!
ps:写真は野生のカンガルーです。早朝と夕方に、遊びに来てくれました。

12/17/2007

タスマニアで購入したワインを開けました



アグリビジネスに移ってからの1セメスターもようやくおわり、ただいま夏休みに入っています。

アデレード大は、2セメスター制のため、毎セメスターごとに入学/卒業があります。

ということで、セメスターが終わった12月は、ちょうど卒業式のシーズンを迎えました。
私の周りには、コース終了後、一度はアデレードを離れたけど、卒業式のために再度訪れているという人が、何人かいて、12月は、友人との再会、食事会に追われる毎日でした。。。
先日、日本からアデレードに戻ってきた友人を招いてワインディナーを開きました。
その際、先日のタスマニア旅行で購入したリースリングとピノノワールを開けてみました。
リースリングはMOORILLAエステート(タスマニア旅行の際の)のものです。
タスマニア旅行編にも書きましたが、普段は買わないリースリングですが、このリースリングには一口ぼれ(一目ぼれ?)してしまいました。
本当にバランスのよいおいしいリースリングです。
カラー: クリア、ストローイエロー
ノーズ: レモンやライムなどのシトラス、草の香(グラッシー)、パイナップル、ハニー、フローラル、
そしてかすかにペトロ香(石油)
パラット: 高い酸味がレモンを連想させる。だけど、パイナップルなどの甘いフルーツの香りがカバーして、飲み口はすっぱいワインという感じはしません。
せ、石油の香りって???ってビックリしてる人もいるかと思いますが、ペトロ香とはリースリングの香りを表現する際によく使われる言葉です。
かすかに石油を思い出させるような香りですが、けしてイヤな香りではなく、リースリングを表現する際には、褒め言葉になるんですよ。
ちなみに、私はガソリンスタンドの匂いは大嫌いで、いつも出来るだけ早く給油してさっさと立ち去るようにしています…。
そんな私でも、「ああ、このリースリングはいいペトロ香を持っているなー。」などと思えるのですから、
なかなかいい香りなんですよ。
ペトロ香のことをうまく表現する方法が見つからないので、もしも機会があったらちょっと熟成されつつあるようなビンテージのリースリングを買って飲んでみるといいかもしれません。
いまだったら2005とか2006くらいだったらこの香りがすると思います。
2007だと、フレッシュなシトラス系のリースリングが多いと思いますよ。
リースリングって、大まかに分けると、シトラス系かペトロ系に分かれると思います。
どちらが好きかはお好みですが、私は意外にペトロ系が最近好きになってきました。
しかし、夏の暑い日にキリっと冷やしたシトラス系のリースリングっていうのも悪くないですよね。

10/24/2007

フェアトレードコーヒーって知ってますか?


今日はちょっと話題を変えて、コーヒーのお話です。
ワイン好きのみなさんも、外で食事した(or 飲んだ)後に、ちょっとスタバで、コーヒーとお菓子を楽しむって方は多いと思います。
ちなみに、私は、ワインなどを飲みに出かけた後、タリーズでアイスクリームとコーヒーでゆっくりするというのが好きです。
でも、これは私が東京にいた頃の話…。アデレードにはタリーズはまだ上陸してないので(スタバは去年やっと上陸しました!)、こちらではCIBOでのんびりするのが定番です。イタリアンレストランが始めたカジュアルなカフェなので、エスプレッソとジェラートがおいしいです。
ということで、今日は同じ飲み物つながりで、ワインではなくコーヒーのお話です。
フェアトレードコーヒーって聞いたことありますか?
その名のとおり、公正に貿易されたコーヒーという意味です。
ええ??じゃあ普通のコーヒーはフェア(公正)じゃないのかって?
はい、そうです、残念なことに、かなり不公平な取引をされているのが現状なのです。
コーヒーが多く生産されている国をご存知ですか?
アフリカや南米など、赤道付近の発展途上国が主な生産地です。
コーヒーの実は、手で収穫されるため、大量の労働力が必要となります。
そのため、多くの貧困層が、従事することが多いといわれています。
コーヒーの価格は、国際市場で左右されるため、中間業者が、コーヒー購入価格を安くたたき、その損失を防ごうとします。
そうすると、どんなことが起こるでしょうか。
市場価格の変動にかかわらず、労働賃金は、常に安く置かれます。
さらに、市場の変動により、利益が出た場合も、農園の労働者たちには反映されず、流通段階が持って行ってしまう、という図式が出来上がります。
まともな賃金がもらえない労働者たちは、子供の教育費も払えないため、
多くの子供たちもまた、コーヒー栽培に従事することになってしまいます。
まともな教育が受けられないことにより、貧困から脱出することが出来ない、しかたないので労働する、という悪循環を生み出してしまうのです。
さらに、大量な農薬を使って栽培される場合が多く、知識に乏しい労働者たちは、
その農薬がどのような影響を環境に与えるか、私たちの体に与えるのかは知らずに使っています。
コーヒーの消費は、日本を含めた先進国が主です。
私たちの生活に身近なコーヒが、そんな状況下から私たちの手元に届いているなんて、知ってましたか…?
私は、お恥ずかしながら、今までまったくそんなこと考えたことありませんでした…。
このようなアンフェアの状況を改善しようと始まった動きが、フェアトレードコーヒーなのです。
多くのコーヒー生産者は、中間業者に搾取され1ポンド(450g)につき30-50¢で売らざるを得ないのですが、フェアトレードコーヒーは、1ポンドにつき最低$1.26を支払っていて、
この金額が直接農家の手に渡るため、中間業者に搾取されることもないのです。
適切な労働対価を払える価格で、コーヒーを取引することにより、貧困のない社会を生み出し、
またオーガニック(無農薬)栽培によって、環境にも人にもやさしいコーヒーが出来上がるのです。
労働者にも、消費者にもやさしい商品、それがフェアトレードコーヒーです。
ここまでの話で、「ふーん、だから何?」って思っている人、ここからが必見です!
オーガニック栽培によって生産されたフェアトレードコーヒーは、やはり味が違うのですよー。
先日、クラス(ただいまはアグリビジネスを勉強中です!)で、フェアトレードコーヒーを勉強する機会があり、その際にフェアトレードとそうでないものの飲み比べをしました。
同じ生産地の、同じ豆の、同じ焙煎法、さらに同じ日に挽いた豆なのに、味が違います!
簡単に言うと、フェアトレードでないものは、口当たりが荒く、洗練味にかけます。
それに引き換え、フェアトレードコーヒーは、香り豊かで、リッチなコクがあり、
口当たりもまろやかです。コーヒーに荒々しさがなく、リッチなコクがあるのに、すっきりとした洗練された味です。
ここまで違いがあるとは思わなかったので、正直この結果に驚きました。
日本でも、フェアトレードコーヒーがかなり多く売られるようになってきました。
スタバやタリーズでも、フェアトレードのコーヒー豆を扱っているようです。
(たぶん、フェアトレードのラベルが貼ってあるので、わかると思います!)
以前はかなり割高感が強かったフェアトレードコーヒーですが、現在では、あまり値段の差はなくなってきているようです。
おいしいコーヒーを飲むことによって、環境問題や貧困問題への解決の手助けが出来るのであれば、
それほど難しいことではないですよね。
東京の様な、めまぐるしい世の中にいると、とかく自分のことで精一杯になりがちですが、
国際的な社会貢献も、小さなことだったら、意外と簡単に出来るんだ、ということを忘れないでくださいね。
今日は、Wine Girls史上初、ワイン以外のお話でした!

10/17/2007

これぞ私の好みの味!リーズナブルなシラーズ


今日は、私の大好きなワインのひとつをご紹介します。
昨年のお誕生日に、親友のクラスメイト(すでにスウェーデンに帰ってしまって寂しい…)に貰った1本です。
彼女も、ワインビジネス専攻のワインLoverだったので、私の好みのワインを的確に判断し、選んでくれたものでした。
アデレードで一番有名なステーキ屋’ガウチョ’GAUCHOSに持ち込んで、絶品ヒレステーキと共に楽しみました。
決して高いワインではないのですが、ステーキとの相性は最高です!
ということで、今日の1本は、Johnstonのシラーズです。
先日、母がアデレードを訪問していた際に、やはりステーキを焼いた時にあわせたワインです。
最近、キャスターアイロンのフライパンをバーゲンで激安で手に入れたのと、最高に品質のよい、
おいしいステーキを売っている肉やを見つけたことから、近頃はステーキといえば、
もっぱらおウチご飯となっています。
ということで、今回も、母と500gを越えるオージービーフステーキ(もちろんシェアですよ!)を、シラーズとあわせて楽しみました。
テイスティングノート
Johnston Oakbank, Adelaide Hills, Shiraz, 2003
カラー: クリアー、
若い赤ワインにありがちな、紫色感はあまりなく、綺麗なルビーレッド。
ノーズ: サワーチェリー、プラム、プルーン、ブラックベリー、バニラ、ナツメグ、シナモン、
ちょっとだけミント(スーッとする感じ!)

パラット: ブラックベリーやカシスなど、色の濃いベリーの味。
プルーンのような凝縮感を感じるけど、ミキプルーン?のような超濃厚なまったりしたプルーンの感じ
はなく、あくまでもさらっとしているプルーンの感じです。
シラーだけど、重すぎず、かといって軽すぎず、しっかりとしたシラーズの、果実味が凝縮した
ドッシリ感があります。
タンニン(渋み)はそれほど強くはありませんが、しっかりとあります。
酸味は、りんごを食べた後の、口の中に残る後味のここちよい酸味を感じました。
アルコール度数は14%。さすがオージーワインといった高さです。
後味は、鼻からバニラの香り(樽香)が、心地よく抜け、香りから後味まですべておいしいワインです。

このワインの定価は、AU$20(約¥2,000)ですが、近所のワイン屋で、かなり前に安売りをしていて、なぜだかAU$14ほどで手に入れました。
昨年のバースデープレゼント以来かなりのリピーターなので、安売りをしているとついつい買ってしまいます。
確か、昨年は2002ビンテージを開けたのですが、2003よりも、ボディがしっかりしていた記憶があります。
2002こそ、私の好みの味だったのですが、まあ2003も悪くはなかったです。
Johnstonは、アデレードでもかなりマイナーなワイナリーなので、日本で見かけることは、まずないかと思いますが、もしも見つけた場合は、ぜひぜひお試しください♪